クラウドファンディング達成のお知らせ

いつも応援して下さっている皆様へ
 
クラウドファンディングを昨年12月13日に公開し、本日1月21日 、39日間110万円の目標金額を達成することが出来ました。

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皆様のご支援と応援に心から感謝申し上げます。

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とも君の再発が確定した時、私はフォロワーの数もまだ2桁、とも君の動画をあげてもいいね!もあまりもらえないような状況でした。SNSもほぼやったことがなくて不慣れリツイートと引用ツイートの違いもやり方もわからないような状態。自分がクラウドファンディングが達成できるとは思えませんでした。
 
それでも頑張っているとも君を毎日横で見て、治療を諦めることがどうしても出来ませんでした。先生には歩けていることが奇跡と言われても、自分にできることを諦めずに挑戦しているとも君。出来なかったことが出来るようになるそのための努力と素晴らしさを教えてくれたとも君。私も負けてはいられないと思いました。
 
右も左もわからない私に先にクラファンにチャレンジしていたお友達ママさんがアドバイスを下さり、事務局の方にもほぼ徹夜で対応いただきました。どんなページにすればとも君のことが皆さんに知ってもらえるか自分なりに考えて、姉にも見てもらい、何度もやり直しもしました。作成からわずか2日で公開をすることが出来ました。
 
クラファンを公開してからは、毎日1日も休まずSNSを更新しました。そして皆様がそれを毎日毎日拡散、いいね、コメントくださり、どんどんとフォロワー数も増えて行きました。こんな風に書いたら皆さんに伝わりやすいですよ、とか、動画と写真両方上げるといいですよ、とかアドバイスを沢山いただき、皆様のお陰で少しずつやり方も分かっていきました。
 

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このクラウドファンディング私一人の力では到底達成できませんでした。私があまり知らなかったSNSの世界には、私達姉妹ととも君の力になって下さるたくさんの素敵な方がいらっしゃいました。逆に対面ではここまで多くの方には出会えませんでした。
 
頂いたのはお金という支援だけではありません。そこには愛情、優しさのお気持ちが一緒にのっていました。そしてそれが何より嬉しかったです。大袈裟ですが、感動の連続でした。対面でお会いしたことがない方々にどうやって自分の感謝の気持ちをお伝えしたらいいのだろうと悩んだ時もありました。SNSに精通している友人が、とも君の様子を出来るだけ投稿して、頑張っている姿を見てもらうことが1番のお礼だと思うよ、あとは私にしかできないことをやったらいいよ、と言ってくれ、そこから更に動画の公開を増やしとも君の経過をわかりやすく伝えるように努力しました。私にしかできないこと、それはこの難しい病気と戦っているとも君の治療記録を残し、今後同じような病気になった猫ちゃんの手助けになることだと思い、ブログの公開頻度も上げました。
 
とも君の闘病生活は大変だし、辛いことも多いです。でも辛い時はSNSで知り合った皆様が励ましやアドバイスをくださり、私の気持ちもグッと前向きになれます。辛い時には一緒に悩んで励ましてくださり、とも君が何か出来るようになって嬉しい時は、一緒に喜んで下さる。最近ではとも君が何かを出来るようになると、フォロワーの皆様に見てもらおうね!ってそれが口癖になっています。
 
クラファンの終盤では、同僚や古くからの友人からにも多くの支援をいただきました。年賀状に飼い猫が闘病しててねと書いたところ、もう数十年年賀状のやりとりだけだった友人からも連絡がきて、支援をしてくれました。
 
とも君の闘病生活(継続中)は悪いことばっかりじゃなかったです。とも君が運んでくれた沢山の人との繋がり、こんなに人の温かみを感じ、周りの方々のサポートに感謝をし、当たり前の日常に感謝を出来るようになったこと。そしてこんなに多くの方に応援してもらえているということ。
辛い日々を上書きしてくれるくらい貴重で、ありがたく、素敵な経験が出来ているように感じるのです。この場を借りて応援して下さった全ての方に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
 
昨日、とも君のMRIと脊髄液の検査をして下さった脳と神経専門医に とも君の現状をお知らせするために連絡をしました。とも君は普段はかかりつけ医にお世話になり、1ヶ月に一度はその専門医の先生にも報告をし、アドバイスをもらうことにしています。今回が1ヶ月目の連絡でしたが、先生は、とも君がもう。。。。という連絡かと思って辛かった、ということでした。いやいや、先生、とも君は今、お座り、おトイレ、ジャンプ、階段昇降、ガッツの爪研ぎが出来るようになりました。信じられない、信じられない、の連続発言でした。
あのとも君の脳の状態で、歩けていることは奇跡だと伝えましたし、ここまで復活できる猫の症例がない、とのことでした。もって3週間と言ったけれど、本当はそこまで持つのかな、という気持ちだったとのこと。
 
とも君は運が強く頑張り屋さん。シェルターから我が家にきてすぐにFIPが発症したけれども、そのままシェルターにいたら、おそらく命は救ってもらえなかったはずです。素晴らしい先生にも出会えました。先生はこの病気と治療について勉強して下さいました。そして、MRIをして下さった脳専門医の先生も日本でTop3の指に入る先生だということです。この2名の先生のサポートで、成猫でFIP再発で水頭症という症例も少ないこの病気と戦うことが出来ていま
今後まだまだ何があるかわかりません。今、調子良く行っていても、何が起こるかが分からないのが致死率99%のFIPという病気。未知のことも多く、1つ1つ起こった症状にできる限りで対処していくしかありません。
 
とも君の治療は最短で84日間続きます。ただ、合併症もあるため、延長、またはずっと長く闘病が続くかもしれません。辛い時も絶対来るだろうなと予測しますが、沢山の方々が私達ととも君を応援してくれているので、乗り切れると今は思います。そして、主にSNSと通して出会った同じ病気と戦う猫ちゃんの飼い主さんがいてくれます。誰よりもこの治療の大変さを理解し、支えてくれる仲間がいることはとても心強いです。昔の一人ぼっちで頑張っていた時だったら無理だったかもしれません。
 
これからも皆さんと一緒に喜んで、辛い時は泣いて、とも君の闘病に向き合って行きたいと思っています。
 
クラウドファンディングは目標金額は達成いたしましたが、終了まで残り10日ありますので引続き支援は募りたいと思います。とも君の治療期間はまだ半分も来ていません。今後もツイッター、インスタ、ブログの更新は変わらず続けていきます。どうか今後も私たち飼い主ととも君を見守っていただけると嬉しいです。
 
 
2022年1月21日
智蔵&とも君ママ