12/22 MRI検査当日の流れ 

12/22 とも君のMRI検査を大学病院で行いました。とても長く辛い1日でした。忘れることができない日になるでしょう。

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<人間の総合病院と同じような大学病院でした>

AM6:30 自宅出発 姉が運転。妹の私が後部座席でとも君の横に座る。

AM9:15 大学病院到着。道が混んでおり、15分の遅刻。事前に電話入れていたためスムーズに受付。

AM9:30-10:00  本日MRIを担当くださる先生と大学生(見学実習)2名と面談。事前にとも君の今までの治療や飲んできた薬や経過についてはワードにまとめて来ておいたので、それを渡す。合わせて今までの血液検査各種検査結果も渡す。とも君の歩行動画やふらつき動画iPadにまとめて来ておいたので、見ていただく。まずは、本当にMRIと脳脊髄液検査が必要なのかを最初に判断します。と言われる。<病院では飼い主も緊張して、落ち着いて先生と話すことができないことがあるため、私はいつも新しい先生に会う時は事前に”レポート”を作成していきます。>

AM10:00-11:00 先生がまずは神経症状の触診での検査目の検査を行う。レントゲンも撮り、骨や内臓に異常がないかの確認。

AM11:00:11:30 先生との面談。目は眼振もなく、異常なし。骨や内臓にも異常が認められず、整形外科的な問題はなしと診断。よって、やはり脳の異常から運動失調がきている可能性が極めて高い→MRIと脳脊髄液検査を進められる。麻酔の承諾書にサインをする。CTについてはとも君の場合、内臓に異常はなさそうなので、どちらでもいいが、一緒にしておいた方が安心と言われ、することに決める。

AM11:30  とも君を先生に預け、15時頃には戻って来てくださいと言われる。近くで軽く食事をとり、あとは早寝に病院へ戻る。とても不安でとにかくとも君の検査が無事に終わることを願う。

PM3:00    先生がとも君のキャリーを持って検査室から出てくる。まだ麻酔からしっかりは冷めてないが、検査は無事に終わりましたと告げられる。とも君の顔を少し見れて、とりあえずはほっとする。とも君はとても心配そうな顔をして私のことを見る。

PM4:00-PM5:00   先生との検査結果の話。先生にまずは結論から話します、と言われ、猫伝染性腹膜炎の再発もしくは治ってない状態、合わせて重度の水頭症と脳脊髄炎ですと告げられる。この時点でショックで、頭が真っ白になる。その後先生から画像を見ながら詳しい説明があるが、ショックであまり頭に入ってこない。それでも一生懸命にメモを取った。姉を見ると涙をいっぱいに溜めているけれど、私よりはしっかりしていた。FIPの再発と診断する理由としては2つ  1. MRIの画像  2. 脳脊髄液の検査で脊髄の中にタンパク質の量が多い(200 vs 通常は40) FIPを疑う数値

CTの方ではリンパの腫れなど内臓の異常はなかった。

今後の治療法は、FIPの再発治療としては未承認薬で再開。水頭症と脳脊髄炎はステロイドと脳圧抑制剤で治療。どこまで脳圧を下げられてどこまで状態がよくなるかはやってみないとわからない。もしかすると改善がでず、とも君の神経症状は悪化し、日に日にできないことが増え、意識障害も覚悟したほうがいいと言われる。治療法は未承認薬でのFIP治療をしてみるしか方法はないため、すぐに再開しましょうと言われる。結果はかかりつけ医の先生に送るため、今後はかかりつけいの先生と連携して治療をしていきましょう。

PM5:30-PM6:00 受付で支払いを済ませ(約15万)帰路に着く。私はほぼ放心状態で、帰りは私が運転する予定だったけれど、不可能となり姉が運転してくれる。

車の中から途中かかりつけ医の先生に電話。大学病院から検査結果や治療法についてはお話が直接あるようですが、私からもまず一報。この時また泣いてしまって、うまく話ができないが途中から先生の貴重な時間をもらっているのだから、しっかりしないとと立て直す。大学病院からこの後報告が来たら、それを確認し、薬をすぐ準備します。と言われる。明日は休みなので、薬はポストに入れておくから明日取りにきて、明日からでも薬は始めましょうと。とも君も飼い主さんも頑張って来ました、今日はゆっくり休んでくださいと。

PM8:00 帰宅。姉と私は疲れ果てて放心状態。30分くらいとも君を抱いて2人の何も喋らず、涙を流していました。その後姉がとも君の顔を覗き込み、「こんなに頑張って来たのに、また頑張らないといけないんだね。とも君頑張れるかなー」「でもやってみるしかないよ、頑張ろう、もう一度」と姉。私は、「うん、」と少し弱気。

 

とも君のMRI結果。白い部分は通常は白くない。脳圧が異常に高いことを示す。

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PM9:00   とも君にご飯を食べさせる。私たちもご飯食べないとね、と姉が言い、姉が冷凍のラーメンを作ってくれる。私はまだ放心状態で身動きが取れない。姉がご飯を作ってくれている間私は、今日先生に言われたことをきれいにまとめる作業。かかりつけ医に質問することなどもまとめる。とも君はご飯のあとストーブの前でぐったり。疲れたね、頑張ったね。

AM0:00 とも君は寝たまま。私は 応援くださっている方々に報告をしなければとTwitterを更新。姉は明日は早朝から仕事だけど、家のこと色々やってくれた。私は明日やることをリストを作成し、今日いただいた支援のリストの更新し、就寝。とも君はストーブ前で寝ていたけど抱いてお布団へ連れて行く。こんな小さな体で頑張ってたんだね、再発にもっと早く気づいてあげられなくて本当にごめんね、ってまた涙がうるうる。

 

その後夜中にとも君の容態が急変・・・ この記事より前に書いている「MRI後の容態の急変」へ続く