12/28-12/31 治療報告

胃腸の消化機能が弱っており、誤嚥をし、入院をしてしまったとも君。2日で退院をし、30日には自宅に戻ってこれました。病院でチュール1-2本は食べられるようになったけど、食欲はいぜんなく、ご飯の匂いは嗅ぎますが、すぐに気持ち悪そうにして顔を背けてしまいます。FIPは再発と言われましたが、とも君の血液検査は際立って悪いところはなく、簡単な血液検査もしましたが、数日で悪化しているところもない。レントゲンにエコー、目の検査もしましたが、異常なし。腹水や胸水も溜まっていない。この食欲不振は、FIPの症状の一つとして起こっている可能性もありますが、MRI検査の後食道が弱って、そのまま胃腸の動きも悪くなっているのかもしれないとのこと。両方の可能性を踏まえ、薬の量も増えてますが、どれかが効いて食欲が戻って欲しい。FIPの治療を始めてからとも君の食欲不振は何度も経験していますが、食べてくれないことはとても辛いです。

 

その後少しずつですが、Wetフードを食べてくれるようになりました。自らご飯を食べる姿を見るのは5日ぶりで胸を撫で下ろしました。まだまだ食べる量が少ないので、シリンジ給餌で補足はしていますが、少しずつ自分で食べる量が増えてくれたらと思います。次の病院は1/4。それまで何もなく、無事に過ごせますように。

 

<お薬事情>

FIP---未承認薬注射

水頭症---ステロイド  脳圧降下剤のイソバイトは食欲が戻るまで中止

食欲不振---消化機能改善薬、吐き気留め、食欲増進剤(2-3日1回耳にお薬を塗る)

牡蠣!

毎年お正月に実家に帰省した時に楽しみにしているのが牡蠣です。私の実家は牡蠣の産地となっています。市場に買いに行くので、その朝引き上げた新鮮なものが食べれますし、おそらく値段は都会の半額いやもっとかな?以下だと思います。特に殻付き牡蠣は一番安いです。スーパーにも山盛り売られています。写真の大きさと数で398円です。今年は食べられないなあと思っていたら、実家に帰省した姉がクール便で送ってくれました。とても嬉しいです。とも君のMRI検査の日からほぼ毎日病院に行き、疲れも出ているので、少しゆっくりして、また病院が開く4日から気持ち引き締めて病気と闘います。

 

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明けましておめでとうございます。

いつもとも君を応援してくださっている皆様へ

明けましておめでとうございます。2021年は私ととも君にとっては闘いの年でした。色々なことがありました。一番思い出に残っているのは とも君が9月に4ヶ月ぶりにジャンプした時です。あの時は大粒の涙を流しました。正直、とも君がもう一度ジャンプできるとは思っていませんでした。膝に来たくて、一度ダメでも再度トライしてジャンプしようとする諦めない姿には胸を打たれました。その後再発、水頭症併発になり、精神的にも経済的にも厳しく辛い状況にはなりましたが、あの時のとも君の諦めない姿を見ているので、諦めたらだめだ、もう一度とも君と一緒に頑張らなければ、と思っています。水頭症もあるので、他のFIPの猫ちゃんのように寛解、とはすぐにはならないと言われてますが、それでも、今年も前向きに病と戦います。2021年は多くの方に支えられ、ご支援もいただきました。本当にありがとうございます。とも君のことを知っていただけたことが何より嬉しいです。

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今年の年末年始は、とも君の世話を一緒にしている姉は実家の広島へ帰省しましたが、私はとも君がいる場所に残りました。31日の23時半すぎにとも君がむくりと起き出して、私の側に寄ってきました。膝に登ろうとして(体が不自由なため簡単には登れません)その後なんとか登れて、写真のように寄り添ってくれました。この状態で一緒に年を越しました。きっと私が一人で寂しそうにしているのに気づいてくれたんだと思います。

 

とも君、今年も宜しくね!いつも沢山の幸せを運んでくれてありがとう。

今日は少し自分のこと

今日は少しだけ自分のことを書こうと思います。自分のことはあまりオープンにしない方がいいという意見もありますが、私は応援してくださる方も増えて、少しだけ私のことも知ってもらえたらと考えています。最近のインスタもツイッターもとも君のことばかりになってしまいましたが、家庭菜園とお花のお世話が大好きで、実家ではたくさんのお野菜とお花を育てています。

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<実家で私が育てているアジサイ>

インスタの昔の頃の投稿にはお花の写真も沢山載せてます。とも君の治療が始まってからは実家にも帰れなくなってしまいました。野球はカープのファンでコロナ禍やとも君の闘病が始まる前はよく野球も見に行ってました。性格は心配性でお世話好き。そして泣き虫😹  仕事は在宅勤務が続いているため、自宅にいることが出来、幸いにも上司も保護猫を飼っており、とも君の治療にも理解があり、とても感謝しています。とも君の治療を始めてから自分の時間はほぼ無くなってしまいましたが、とも君が元気にご飯を食べている姿を見ると幸せな気持ちになるし、小さなことに感謝できるようになりました。苦手だったSNSも始めて、沢山の素敵な方にも出会えました。とも君の闘病は長期間ですが、悪いことばかりではなかったです。猫ちゃんの病気のことについても沢山勉強しました。

あれ?結局とも君の話題になっちゃいましたかね😅 また少しずつ私の紹介もさせてください。飼い主&とも君引続き応援宜しくお願いします🐈

12/26& 12/27 治療報告

誤嚥の原因は、レントゲンの結果、消化運動の低下だとわかりました。私のお薬の与え方のせいではなかった。でもしばらくこのお薬の投薬はストップすることになりました。

12/27の早朝に脳圧降下剤イソバイトをシリンジで与えた後に、ご飯を食べようとして、また餌場でえずいてそのまま倒れてしまいました。呼吸が荒く、すぐに病院へ。入院となってしまいました。

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<脳圧降下剤>


食欲も少しずつですが戻ってきたので、今日から脳圧降下剤を飲ませてみようとなったのですが、やっぱり消化機能が戻っていなかったようです。とも君はFIPを前回発症した際も胃腸の動きがストップし、食欲が廃絶されました。それと同じなのかもしれません。吐き気留めや消化剤を注射し、未承認薬も効いて、なんとかまた食欲が戻ってくれることを願うばかりです。FIPの未承認薬の方も今日で4日目となりました。再発治療のため、お薬の効きは前回ほどすぐに出ない可能性が高いと言われ、今のところふらつき歩行や食欲に大きな変化が見られません。少しでもいい、希望の光を見たいです。病院は明後日から4日までお休み。

 

年末年始は、例年、姉妹で実家に帰省しておりましたが、今年はそれも叶わず 私はとも君と二人で年を越すことになりました。実家の方にも高齢の両親がいるため、大掃除や色々手伝いも必要で、姉が実家へは数日帰省することになりました。ここまで姉がいてくれたから私もなんとか頑張ってきましたが、病院もお休み、姉もいないとなるととても不安です。でもとも君が一番頑張ってる。だからここで挫けちゃいけない。

 

<ここ数日の写真がないため、ずっと前に撮った写真です>

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とも君のお薬代について

FIP治療のための未承認薬ですが、とも君は当初錠剤での投薬を予定しておりましたが、気管支の炎症により、注射でのスタートなりました。(再発前の前回の治療で長い期間お注射をし、注射部位肉腫という病気を避けるため、今回からは錠剤投与を予定しておりました。)幸い、前回の治療時の注射薬が少し残っており、それを使っております。現在はすでに払っているお薬代で済んでいますが、1日約24,000円の未承認薬代金がかかっております。今後、気管支の炎症が治りましたら、錠剤を購入する予定です。とも君はドライタイプの中でも神経症状の末期となり、また体重が5kgあるため、子猫ちゃんのお薬代の約倍の費用がかかっております。錠剤の未承認薬を購入致しましたらまた報告させていただきます。

❷またここ数日は病院でステロイドや吐き気留めのお注射をしており、1日5千円ほど別途病院でのお注射代金がかかっております。

水頭症のお薬をまだ購入しておりません。飲み薬しかなく今はとも君は飲み薬は飲めないためです。こちらも購入致しましたら報告いたします。

 

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今後の治療方針について

MRI後に体調が急変し、息が荒くなった時はどうなるかと思いましたが、ようやく呼吸も正常に戻り、食欲も少しずつ出て来ました。まだしっかりと歩行はできず、ふらつき転倒は多く、意識も100%はっきりとはしていない時間が多いですが、それでもとも君なりに頑張っています。先生と今後の治療方針について話し合って来ました。FIP水頭症の両方の治療を行なっていきます。いづれは全て内服薬としたいですが、現在、気管支炎があるとも君は、内服薬はNGとのことで、全て注射で1日2回病院で行うことになりました。脳圧を抑えるお薬は飲みすぐりのシロップしかないため、一旦はスタートを延期。とも君が内服薬を飲める状態になったら、スタートします。

FIP→未承認薬

水頭症、脳脊髄炎→プレドニゾロン(抗炎症薬)とイソソルビド(脳圧降下剤)

 

第一目標:気管支の炎症がとれ、食欲が通常に戻ること

第二目標:ふらつきの中でも特に頭が下がってしまうこと(脳圧の影響)を改善

第三目標:まっすぐ力強く歩けるようになること、その後ジャンプ

 

治療方針は決まったので、あとは立ち向かうだけです!FIPの治療は簡単ではないことは1度目の治療で十分に経験しているため、途中色々なことが起こると思います。神経症状も一気に悪化する恐れは十分にあると先生に言われています。でもとも君の歩きたい、ジャンプしたいという意思を信じて、頑張ります。引き続きの応援、ご支援よろしくお願いいたします。

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12/23 &24 治療記録

12/23 12/24 注射にて投与

セレニア(吐き気どめ)

プレトニゾロン(ステロイド)

プリペラン(消化機能補助)

 

12/23はかかりつけ医が休みのため違う病院へ行きました。12/24はかかりつけ医へ。気管支の炎症がまだ治まっておらず、終始口をモゴモゴさせ気持ちが悪そうにしており、誤嚥もしくは麻酔のチューブの影響でそうなっているとのこと。1週間程度で落ち着いてくるが、今は内服のお薬は全てストップ。よって、ステロイドFIPの未承認薬も注射で行うことに。いづれも12時間おきに病院でしばらくは投与。食事が取れてないため、点滴と鼻チューブで栄養も入れました。

帰宅して少しすると、自らほんの少しご飯を食べることができました。吐き気留めが効いたのかな。いづれにしても、早く炎症が取れて、ご飯が食べれるようになって欲しい。ふらつきの方は悪化しており、転倒が以前より激しくなっています。ほぼ歩こうとしません。こちらもステロイドが効いて、少しでも改善することを願います。

本日、脳脊髄液を採取してのPCR検査の結果が返って来ましたが、陰性でした。ただ、この結果は陽性の場合は確証がほぼ100%、陰性の場合は確実性は30-60%らしく、陰性であっても猫伝染性腹膜炎にかかっている可能性は高いとのことでした。

とも君は、一昨日は呼吸が荒くなり、よだれを垂らし、このままお別れになるのでは、と心配しましたが、なんとか持ち直してくれました。毎日たくさんの種類のお薬を注射で入れなくてはいけず とも君も辛いですが、頑張っています。頑張っているのだから、何かお薬が効いて、とも君の症状が少しでの改善して来ますように。

 

23日と24日の領収書 (23日はかかりつけ医が休みのため、別の病院に行ったので、領収書の形態が違います。)

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12/22 MRI検査当日の流れ 

12/22 とも君のMRI検査を大学病院で行いました。とても長く辛い1日でした。忘れることができない日になるでしょう。

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<人間の総合病院と同じような大学病院でした>

AM6:30 自宅出発 姉が運転。妹の私が後部座席でとも君の横に座る。

AM9:15 大学病院到着。道が混んでおり、15分の遅刻。事前に電話入れていたためスムーズに受付。

AM9:30-10:00  本日MRIを担当くださる先生と大学生(見学実習)2名と面談。事前にとも君の今までの治療や飲んできた薬や経過についてはワードにまとめて来ておいたので、それを渡す。合わせて今までの血液検査各種検査結果も渡す。とも君の歩行動画やふらつき動画iPadにまとめて来ておいたので、見ていただく。まずは、本当にMRIと脳脊髄液検査が必要なのかを最初に判断します。と言われる。<病院では飼い主も緊張して、落ち着いて先生と話すことができないことがあるため、私はいつも新しい先生に会う時は事前に”レポート”を作成していきます。>

AM10:00-11:00 先生がまずは神経症状の触診での検査目の検査を行う。レントゲンも撮り、骨や内臓に異常がないかの確認。

AM11:00:11:30 先生との面談。目は眼振もなく、異常なし。骨や内臓にも異常が認められず、整形外科的な問題はなしと診断。よって、やはり脳の異常から運動失調がきている可能性が極めて高い→MRIと脳脊髄液検査を進められる。麻酔の承諾書にサインをする。CTについてはとも君の場合、内臓に異常はなさそうなので、どちらでもいいが、一緒にしておいた方が安心と言われ、することに決める。

AM11:30  とも君を先生に預け、15時頃には戻って来てくださいと言われる。近くで軽く食事をとり、あとは早寝に病院へ戻る。とても不安でとにかくとも君の検査が無事に終わることを願う。

PM3:00    先生がとも君のキャリーを持って検査室から出てくる。まだ麻酔からしっかりは冷めてないが、検査は無事に終わりましたと告げられる。とも君の顔を少し見れて、とりあえずはほっとする。とも君はとても心配そうな顔をして私のことを見る。

PM4:00-PM5:00   先生との検査結果の話。先生にまずは結論から話します、と言われ、猫伝染性腹膜炎の再発もしくは治ってない状態、合わせて重度の水頭症と脳脊髄炎ですと告げられる。この時点でショックで、頭が真っ白になる。その後先生から画像を見ながら詳しい説明があるが、ショックであまり頭に入ってこない。それでも一生懸命にメモを取った。姉を見ると涙をいっぱいに溜めているけれど、私よりはしっかりしていた。FIPの再発と診断する理由としては2つ  1. MRIの画像  2. 脳脊髄液の検査で脊髄の中にタンパク質の量が多い(200 vs 通常は40) FIPを疑う数値

CTの方ではリンパの腫れなど内臓の異常はなかった。

今後の治療法は、FIPの再発治療としては未承認薬で再開。水頭症と脳脊髄炎はステロイドと脳圧抑制剤で治療。どこまで脳圧を下げられてどこまで状態がよくなるかはやってみないとわからない。もしかすると改善がでず、とも君の神経症状は悪化し、日に日にできないことが増え、意識障害も覚悟したほうがいいと言われる。治療法は未承認薬でのFIP治療をしてみるしか方法はないため、すぐに再開しましょうと言われる。結果はかかりつけ医の先生に送るため、今後はかかりつけいの先生と連携して治療をしていきましょう。

PM5:30-PM6:00 受付で支払いを済ませ(約15万)帰路に着く。私はほぼ放心状態で、帰りは私が運転する予定だったけれど、不可能となり姉が運転してくれる。

車の中から途中かかりつけ医の先生に電話。大学病院から検査結果や治療法についてはお話が直接あるようですが、私からもまず一報。この時また泣いてしまって、うまく話ができないが途中から先生の貴重な時間をもらっているのだから、しっかりしないとと立て直す。大学病院からこの後報告が来たら、それを確認し、薬をすぐ準備します。と言われる。明日は休みなので、薬はポストに入れておくから明日取りにきて、明日からでも薬は始めましょうと。とも君も飼い主さんも頑張って来ました、今日はゆっくり休んでくださいと。

PM8:00 帰宅。姉と私は疲れ果てて放心状態。30分くらいとも君を抱いて2人の何も喋らず、涙を流していました。その後姉がとも君の顔を覗き込み、「こんなに頑張って来たのに、また頑張らないといけないんだね。とも君頑張れるかなー」「でもやってみるしかないよ、頑張ろう、もう一度」と姉。私は、「うん、」と少し弱気。

 

とも君のMRI結果。白い部分は通常は白くない。脳圧が異常に高いことを示す。

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PM9:00   とも君にご飯を食べさせる。私たちもご飯食べないとね、と姉が言い、姉が冷凍のラーメンを作ってくれる。私はまだ放心状態で身動きが取れない。姉がご飯を作ってくれている間私は、今日先生に言われたことをきれいにまとめる作業。かかりつけ医に質問することなどもまとめる。とも君はご飯のあとストーブの前でぐったり。疲れたね、頑張ったね。

AM0:00 とも君は寝たまま。私は 応援くださっている方々に報告をしなければとTwitterを更新。姉は明日は早朝から仕事だけど、家のこと色々やってくれた。私は明日やることをリストを作成し、今日いただいた支援のリストの更新し、就寝。とも君はストーブ前で寝ていたけど抱いてお布団へ連れて行く。こんな小さな体で頑張ってたんだね、再発にもっと早く気づいてあげられなくて本当にごめんね、ってまた涙がうるうる。

 

その後夜中にとも君の容態が急変・・・ この記事より前に書いている「MRI後の容態の急変」へ続く 

 

 

 

 

 

12/23 MRI後の容態急変

MRI当日の夜からとも君に異変が起きました。

 

<明け方4時>

えずき、呼吸が苦しそう、よだれ、涙、チュールを出しても苦しそうにして食べない。飼い主、とも君ともに一睡もできないまま朝を迎える

<朝6時半>

病院へ。呼吸困難は脳圧が異常に高い今のとも君には命に関わる問題になるため、すぐに酸素室へ。飼い主一旦帰宅。私は不安で帰宅してからも何も手に付かないが、ほぼ寝ていない日が続いているので少しだけ体を休める。

<夕方6時>

再度病院を訪問。呼吸は落ち着いたとのこと。昨日MRIを撮ってくれた先生からも連絡があり、連携してくださり、レントゲンの結果、食道から気管支にかけての炎症。お腹にガスが溜まっている状態。原因は1. MRIの麻酔時にチューブを入れたことが原因 2. その後にご飯が気管に入る誤嚥 3. FIPの進行にうよる機能不全。吐き気留め、抗生物質、抗炎症剤を注射。水分と栄養も皮下点滴。今日は一旦帰宅して良いです、明日また来てください。

<帰宅後のとも君の状態>

ふらつきは悪化し、立ち上がると転倒します。それでも歩こうと頑張っています。反応が極めて薄く、意識障害が始まったかもしれないとのこと。食事は全く食べられません。おトイレには行こうとしますが、トイレの中で転倒するため、抱いて抑えてトイレをしています。

<今後>

今日も病院へ行き、食事が食べられない場合は鼻チューブにより栄養を入れ、各種お薬の注射。状態によっては入院。

<FIP未承認薬投与について>

当初錠剤での投与を予定しておりましたが、とも君は今口から何も接種ができない状態になってしまいました。よって、注射での投薬に切り替え、昨日の夜から未承認薬投与をはじめました。

<水頭症のお薬投与について>

ステロイドと脳圧抑制剤を飲ませる予定ですが、いづれも注射で本日から投薬予定。

 

とにかくまずは食道の炎症がおさまり、お薬が効いて、とも君が食事が取れるようになることが先決です。未承認薬が効くのか、抗炎症剤が効くのか、とにかくどちらでもいいので効いて欲しいです。ご飯も食べられずにずっとウーウーと泣いて、苦しそうに横たわっているしいるとも君を見るのはとても辛いです。しんどいので寝ることのできない状態で目をうっすら開けたまま起きています。

とも君はとても辛い誕生日を迎えることになりました。昨日のお注射は痛くて泣いていました。神様はどこまで私たちに試練を与えるのだろう。私も泣いて、先生にまたいつも通り励まされて、号泣しながら車を運転しました。私は今日から仕事がお休みのため、この後は先生と連携し、24時間体制でとも君の治療に専念します。とも君の世話は姉と二人でしています。姉も夜には帰宅し、世話を交代してくれます。とも君の我が家にきて初めての誕生日は悲しいスタートとなったけれど、ここから復活できるように頑張ります。応援をよろしくお願いします。

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MRI検査の結果、FIP再発、水頭症と脳脊髄炎併発

とも君を応援してくれている皆様へ
 
先ほどMRI検査から戻りました。朝6時に出て帰宅は20時でした。
とも君、よく頑張りました。
 
神経と脳の専門の先生2名に全身をくまなく診て頂けましたが、
結果はとてもとても悲しいものでした。
 
FIPの再発、水頭症と重度の脳脊髄炎と診断されました。
 
とも君の脊髄は炎症がひどく、からしか脊髄液をとることができないほどの状態でした。
水頭症FIP由来のもののため、水頭症の治療をするのではなくFIP再発の治療を今すぐに再開。

効果がどこまで出せるかは分からず、どこまで治せるかは分からず、改善が見られない場合はもって3週間の命かもしれない。

その3週間の間にも日に日に出来ないこと(排泄障害、痙攣、歩行困難)が増えて、ぼーっとした状態にもなり、私たち飼い主のことさえも
認識できなくなる可能性が極めて高いとのこと。

今、頑張って歩けているのは”とも君の歩きたいという意思”から来ているので、
脳の状態を見ると信じられないと。

脳の状態が一線を超える日というがあるらしく、そうなると1日で末期状態になる可能性もあるそうです。
 
その日は明日かもしれないとのこと・・・
 
とにかく1日1日を大事に過ごすように言われました。
先生の話を聞きながら泣き崩れて途中からは話が聞けない状態になってしまいました。

明日からすぐに未承認薬、投薬開始、併用してステロイドと利尿剤を開始します。
私達の事がわからなくなる、、これが一番辛かったです。
 
でも、とも君は今私たちと一緒にいます。
まだ絶対に諦めたくない。
 
治療の再開そして、2つの病気の併発と深刻な状況だとわかり、
とても辛い現実ですが、負けません。
 
とも君の神経症状は明日にでも悪化し、痙攣や意識混濁も始まるかもしれません。
でも、とも君の生命力と頑張りを信じて、私は最後まで諦めません。
皆様どうかこれからも見守ってください。
 
今とも君は姉とストーブの前で横になっています。
疲れたのかご飯も食べようとしません。

検査代は約15万円でした。

落ち着いて文章が書けておらず、誤字脱字がありましたらお許しください。
 
取り急ぎはご報告まで。

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とも君が我が家の子になるまで

今日はとも君が我が家に迎えられるまでのことを書こうと思います。とも君は私と姉の2人で2020年12月24日から飼っています。姉はとも君の前に2匹の猫を飼っていました。2匹とも大きな病気をすることもなく、20歳近くまで生きてくれました。本当に可愛い2匹でした。その後、数年間は猫ちゃんを飼っていませんでしたが、また飼いたいね、という話になり、数ヶ月前から保護猫ちゃんのサイトなどを見ていました。実は最初はとも君ではない他の猫ちゃんの見学で施設には行きました。私達は子猫より大人の猫ちゃんを飼ってあげたくて(子猫ちゃんから飼いたい方が多いので、大人の猫ちゃんの里親さんは見つけるのが難しいと聞いたことがあるからです)その最初に見ていた子も大人猫ちゃんでした。私も姉も大きな猫ちゃんが好きで、その最初に見ていた猫ちゃんは施設では一番大きな猫ちゃんでした。最初は姉が一人で施設に見学に行き、その時に大人の猫ちゃんでもう一匹、人馴れしていておすすめの智蔵という猫ちゃんがいますよと紹介されました。とも君は人間が大好きでとても懐いていました。姉はたくさんの猫ちゃんの写真を撮ってきたのですが、その中で私は姉に言われる前にとも君が可愛いって言いました。色々悩みましたが、その後姉と二人で施設を再度訪問し、とも君が一目散に私の膝に乗って離れなかったので、とも君を引き取ることに決めました。その後最初に気になっていた子も素敵な里親さんにもらわれたと聞いてほっとしました。

我が家に来て4ヶ月後にFIPを発症してしまいました。私はとも君の飼い主として、命を預かるものとしてとも君にできる限りの治療をしてやりたいと思っています。飼い猫が病気になったらその治療費も自分で払うのが当然だと思います。しかし、今回はとも君の闘病が長引き、未承認薬での治療で高額治療費をすでに負担していることで、これ以上自分たちだけで治療費を捻出するのが難しくなっています。そして、とも君が戦うFIPという難病についても皆さんに知っていただき、応援してもらいたいと考えています。ご無理を言っているところもあると思いますが、どうかご支援をよろしくお願いいたします。

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お友達とのお別れ

昨日とても悲しい事がありました。それはずっと一緒にFIPの治療を頑張ってきたうーちゃんが虹の橋を渡ってしまった事です。うーちゃん(とうーちゃんママ)はとも君が治療を開始した時に一番最初に出会ったFIP治療中の子でした。うーちゃんは治療を終え、観察期間中に再発から今度は別の病気になってしまい、さらに闘病を続けることになってしまいました。それでも本当に頑張っていました。幾度も来る危機を乗り切ってくれました。うーちゃんがご飯が食べれないと聞くと心配し、病院へいったと聞くと胸の奥が痛み、入院したと聞くと寂しくないかなって、うーちゃんのことばっかり考えてました。うーちゃんママからは沢山のアドバイスをもらい、今日まで毎日毎日沢山のことをお話してきました。お互いの不安を聞きあい、お互いが得たFIPや治療に関する情報を共有したり、もちろん日々のうーちゃんととも君の状態も報告しあってきました。実はこのブログを立ち上げてくれたのもうーちゃんママなのです。SNS系が苦手な私をいつも助けてくれています。お互いが住んでいるのは少し離れた場所にはなるのですが、一度だけうーちゃんにも会いに行った事があります。その時のうーちゃんの可愛さって言ったら!私があげたチュールを美味しそうに食べてくれました。うーちゃんはうーちゃんママさんと出会えて本当に幸せだったと思います。家族のみんなにとても愛され、辛い闘病もママさんと家族の方がいたからうーちゃんも頑張れたんだと思います。うーちゃんの人生は愛情に溢れていたはずです。うーちゃんはこれからはお空から皆んなのことを見守ってくれると思います。うーちゃん、沢山の思い出をありがとうございました。

 

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うーちゃんはお空に行ってしまったけれど、うーちゃんの闘病のオリジナルグッズが購入できます。とも君のものも作っていただきました。

nyanneko25.stores.jp

年末年始も帰省できないかな。

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私は広島県の出身です。実は仕事は東京でしており、とも君は兵庫県にいるため、3県を跨いで移動をしています。東京の仕事は在宅勤務となっているため、基本的には兵庫県でとも君の世話をしています。とも君が病気になったのは4月中旬、投薬開始はGW初日の今年の4/29です。実はとも君はGWに実家へ連れて帰ろうと思っていました。でも病気になってしまって連れて帰ることが出来ませんでした。コロナの関係もあり、もともと県をまたいでの移動はあまり良くなかったので丁度よかったのかもしれません。移動はとも君の負担になるので、タイミングも考えないといけないけれど、とも君が元気◎になったらいつか両親にも見せてあげたいなと思っています。今年の年末年始は帰省できると思ってましたが、MRIが22日に予定されており、その後はとも君の治療方針が決まるため、難しいかも知れません。何よりとも君が元気になってくれることが一番!頑張ろう!